膝関節の手術



膝関節切開手術

椅子に座ってみた…
2004.4.29
京都府長岡京市武田動物病院にて膝関節手術を受けました

29日は朝からご飯は抜き
午前9時まではお水だけそれ以降はお水も駄目
お兄ちゃんのお仕事より先に病院へ出発
お兄ちゃんは
ラッキー君の首筋に顔をうずめて
ちょっとセンチメンタルに成っていたようです
ぎゅっと抱きしめられたラッキー君も
解っているのか
兄ちゃんのお鼻をペロペロ
「行って来るね」って言っているようでした

そして9時には病院へ入りました・・・
待合室で待たされる事10分程
他のワンコが気に成る様子
でもおとなしくしていてくれました
そして看護婦さんがラッキー君を連れて行ってしまいました

最後にラッキー君を抱き寄せて
頑張るんだよ明日の朝ママが迎えに来るからね
ラッキー君頑張るんだよ!
と言い残し
私たちは神戸へ向かいました・・・
(叔父宅の荷物整理)
想像していたよりも凄い荷物の量半端ではなく
ラッキー君の事をくよくよ考えている暇もなく時間は過ぎてくれました
そして帰宅後直ぐに先生へ電話をしました
「手術は無事成功しました筋肉が硬くて困難でしたが
膝のお皿は元の位置に戻す事が何とかできた、今も
少々泣きますが今日一日は動かさない方が良いのでお預かりします」
と仰った。。。

先生の声の後ろからワンワンと吠える声!
まぎれも無くラッキー君の声と直ぐにわかりました
先生の声よりラッキー君の声が気になり
何とお返事したのか覚えていません・・・

「もし煩いほど泣くようでしたらお電話します」と仰ったので
早々に電話を切り
家族に報告
「今先生の後ろでラッキー君の声がしたよ
麻酔から覚めているんだね
手術も成功だって!」

もう皆その事が嬉しくて
家族が一つの事で顔を見合わせ
互いに微笑みあい
安堵した事は言葉では言い表せないほどの
嬉しさであり
今まで無かった家族の絆を見たような気がしました

もう、10時を過ぎると眠くてしょうがなく
腕はだるく筋肉痛が襲ってきました
普段使わない筋肉を使ったからでしょう・・・
先生への電話の後お風呂も済ませていたので
就寝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌朝6時起床!
パパさんを送り出し娘を起こし息子も起きて来た
その後洗濯と掃除を開始
ラッキー君のソファーを3階から下ろし
爺様を(義父)を迎える準備も同時進行)

8時過ぎ息子は仕事へ出かけた
それを見届けて
私も車のエンジンを回した

行きは猛スピードでラッキー君の待つ病院へ一直線に
病院の待合室には既に3匹のワンコが待っていた
待つ事30分ほど
診察室からラッキー君のママさ~んと呼ばれ
急いで入った
そこには横たわり何とか首だけを持ち上げて
私を見ようとしているラッキー君
元気が無い・・・
よほど疲れているのでしょう・・・
一晩中泣きっぱなしだったと先生から伺う
手術の内容も詳しく模型を使って説明してくださったが
もう、そんなことどうでもいい
ラッキー君を早く連れて帰りたいし
これから私が注意すべき事をしっかり聞いて
明日も夕方でもいいので注射をしに来て下さい
ギブスの状態も見たいので・・・
との事でした。
早々に抱っこで車へ運び入れ
リアシートに横たわったラッキー君は
じっとおとなしくしてくれていました

ゆっくりゆっくり
もし行きの運転を見ていた人が居たら
同一人物とは思えないでしょうね~(゚∇^*) テヘ♪

行きは20分帰りは30分以上掛けて家に辿り着きました
家に着くと解っていたのか
立ち上がろうとするラッキー君に「駄目!伏せ!」
と言い急いで抱っこ・・・
私の利き手が何時もと反対方向に抱っこしなくてはならず
不得手な向きでの抱っこでラッキー君も不安だったでしょう・・・
そのまま階段を上がり用意しておいたソファーに寝かせて
そのまま私もへたり込んでしまいました
一緒に横になり頭や鼻を撫でてやりました

同じ方向ばかり向いて寝る事になるので
床ずれが出来ないかと心配です



手術は
膝関節部分を開き横へずれていたお皿を
元の位置に戻す手術でした
周りの筋肉はかなり硬く
よほど昔から具合が悪かったようですと言われてしまって
私がもっと早く気が付いていればと
どうして解らなかったのか
前足のひじも少し変形していると仰ってました

でも、こんなに痛い目にあわせてしまって
老犬の場合
このまま寿命をまっとう出来るなら
手術なんて本当に可愛そうだと感じるママです・・・
何も言えないワンコの様子
飼い主が親身になって観察する事が何より大切な事なんだと
痛感しております
ごめんねラッキー君!
もっと早くどうして気付いて上げられなかったんだろう

ママがしっかりサポートするから
早く傷を治そうね!





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